マグロ美人<床上手ブス<料理上手・・・らしいよ

性欲より食欲らしいよう


ミニスカポリスの恰好で股に手を入れて片足あげて座っている
今回は『風俗取り締まり強化月間』略して『ふうげつ』の私のエッセイなのでポリスの写真です。


『マグロ女』という表現がありますが、これについて私はずっと誤解していた。

私、『マグロ女』って高級な女のことを指して言っているのかと思っていた。

だって『マグロ』って今や高級魚じゃないですか?何千万じゃないですか?

無理メのいい女のことを『マグロ女』って言うのかと思ってたわ。

それに大海原を力強く泳ぐマグロってかっこいいじゃん!

しかし、本当はそういう意味ではない。
セックスのときに消極的で、反応もしなければ男性にサービスもしない女が、水揚げされたマグロみたいにただゴロンと寝転がっている様を指して『マグロ女』ということは、みなさんはご存知と思いますが。

私は知らなかった。
えーマグロってそっち?
泳いでいるのでなく死んでるマグロの、しかも価値ではなく見たままのこと?
おかしくないそれ?
ひどい例えだわ〜。わかりにくいわ〜。



ねーえ例えって難しいでしょう?
私はよく例え話をして失敗します。


親の言うことが伝わらない子供にに対して、なんとかわからせようと思って説教するときに、よく『例』を使って話をしていたのですけど失敗する。


一度、娘が、才能と強運がないとやっていけないような特殊な仕事を目指したいと言ったときも(絵描きや漫画家や芸人とかそういうたぐいの仕事)、それを阻止するために私は言った。

「あなたがゴッホみたいになってもいいという覚悟があるのならやってもいいけど?そんなの無理でしょう?」
と私は言った。

ゴッホを例に出したのは、あの素晴らしい絵描きでも、自分の生きているうちには絵が全く売れずに、貧乏で病的で悲惨な人生を送ったという意味だ。
ゴッホの絵の価値が認められたのは本人が死んだあとだ。

私としては そういう意味のつもりだった。
そういう職業をいくら目指しても、一生目が出ない場合がある。それを覚悟できるのか?という意味。
特殊な才能と強運が必要な仕事よりも、娘には地道な堅実な仕事をしてほしかったから。


でもなぜか、娘は目をぎらつかせて私に向かって大きくうなずいた。

ゴッホ=狂気の天才という意味だと思ったようだった。

そこを目指せと母親に言われたと思ったようだった。

ゴッホが自分で耳を切った話は有名で、そのエピは娘は知っていたが、生きているうち絵が全然売れなかったことは知らなかったらしい。


横で話を聞いていた母と兄に
「あなたのお説教は意味がわかりにくいのよ!!」
「いっつもお前の言っていることって相手に伝わりにくいんだよ!だから子供に通じないんだよ!」
と私が激しくダメ出しをされる!


とほほ。



『例』というのは難しい。
『誤解』を生みやすい。


他、例えば会社の家庭持ちの女性社員の発言ですが。


旦那さんが仕事やら付き合いやらで忙しくて、全然、家に帰ってこないという女性社員が
「家事はゴミ捨てさえ手伝ってくれないし、子供の行事に参加してくれたこともないし。」
などと言って旦那の悪口を言っていた。


うんうんと私は話をきいていた。
私の息子はスポーツの強豪校に行っていた。
そこで知り合ったママ友はもちろん、パパ友たちも子供のスポーツ活動にも学校の行事にもとっても力を注いでいる人が多い。
なので、私は環境的に、”子供に熱心なよき父親”というものを普段いっぱい見ているのです。

そんな中、こんな風にときどき、家庭をないがしろにしている夫の話をきくと本当に奥様に私は同情する。
ここまでは私の本音だ。よい父親像を普段見ている私の本当の感想だ。



しかし、次の言葉で私はコロッと変わる。


次に
「これではうちは本当にまるで母子家庭よ!」
と女性社員が言う!!
彼女らはすぐこれを言う!!


これは何度かきいたことがある。会社だけじゃなくて他でもね。テレビとかでもね、

よく奥さん連中はこのセリフを言う。
彼女らは、子供や自分の相手をしてくれない旦那を嘆いているわけだけど、それはそうなんだけど、しかし、私はこの言葉をきいた途端に腹が立つ!


「お金稼いでくる夫がいるくせに、それのどこがまるで”母子家庭”なのよ!!簡単にそのセリフをいうんじゃねえ!!」
とすかさず私は怒りだす。


はい。私こそが本物の母子家庭だからね。
私は夫と離婚してから、いっさい養育費ももらわずにたった一人でお金を稼いで一人で子供を育ててきたからね。
そしてそれはとても忙しくて、常にへとへとの人生だったからね。(私の場合、その合間にいろいろな人とのセックスとかを挟むから余計に疲れた。)

金を稼いでくれる夫がいるようなクソ贅沢な環境で、何が『まるで母子家庭だ?!甘いんじゃおまえら!』という気持ちが、さっきまで奥様に同情的だったはずの私に急に沸き上がってきてしまう!!
例えに出すんじゃないよ!本物の母子家庭というのは、あなたとくらべものにもならないくらいの大変だっつーの!!と。

ん?
ま、そーなんだけどさ。
でもさそれじゃ話がずれてるじゃないのさ。
そこでは母子家庭がいかに大変かの話をしているのではなくて、子供の面倒もみない、家庭も育児も放棄している旦那さんについてがテーマなのにさ。あはは。すみません。

その女性社員が変な例をあげちゃったばっかりに、余計な私の怒りを買って話がずれてゆくという。


でもこういうことってあるでしょう?
『例え』が失敗したり、差別発言ととられたり、いらぬ怒りを買ったりってね。
こういう風にね、『例え』というのは誤解を生んだり難しかったりするんですよ。

政治家もよく失敗してるしね。

そして多分、マグロがもし喋れたらきっと怒っているぞ!

「死体になったらグッタリして動かないというのは誰だっておなじだろうがっ?!メダカであろうと、鮭であろうと、動物であろうと、人間だろうと。
なぜマグロを例にするんだ!マグロ差別だあ!」
と。

ミニスカートの婦警が少し膝を曲げて立っている

マグロ女の話ですが。

『美人のマグロ女よりも、床上手のブスがいい』という諺がありますが。

・・・・・いえ、そんな諺はございませんが。

でも巷ではよく言われることではある。


男でも女でもセックスが上手な人は、びっくりするほどモテるという。

男でも女でも不細工なのにやたらモテる人っているでしょう?
そういう人は対外セックスがうまいらしい。

つまりセックスがうまいことは外見の美醜を上回るんですね。


でもですね。
本来の『床上手』の意味は、もともとは、別にベッドでのエッチのテクがあることを表しているのではなく、ベッドに至るまでの誘い方が上手という意味がもともとの意味らしいよ。

普段の物腰や態度や表情とかがなんかそそるというか、魅力的な人のこと表す言葉だったらしいよ。
ですので、そういう人はベッドに誘われやすいという。
日本の江戸時代の話で言えば、山ほどいる奥方候補の中から殿に誘われやすいとか、遊女として人気あるとか、そういう意味だったらしいよ。

そして男でも女でも『マグロ美人』より『床上手』の魅力に人間はハマルものらしいです。


いや、でも、ここでもうひとつ。

以前、きいたのですけど、成人男性に『床上手』な女と、『料理上手』な女のどっちが好きかとアンケートを取ったという話です。


あなたは『床上手』と『料理上手』のどっちを選ぶ?という話。


結果はどっちが上だったと思う?


なんと、圧倒的に『料理上手』に軍配が上がったんです。

8:2くらいで。


そーなんだあ。へええ!


『マグロ美人』よりも『セックス上手』の人のが上。

そして『セックス上手』よりも、『美味しい料理が作れること』が一番らしいですよ。


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