長野の男性(小諸)とコンドーム無しでセックスした

(この話の前提・・・日本全国、ご当地エロシリーズをやりたい!(余談では東京下町と横浜の関係)
まずは、小諸くんと初めてセックスをするずっと前の話をしておきます。
そのときに私の所属していた会社の支店ではお祭りみたいなことを開催することになりました。
私の会社で扱っている製品は、一般消費者が相手の商品でしたので、地域の街の人への宣伝?サービス?としてお祭りみたいなことをやることになったのです。
会社の敷地に出店(でみせ)を出したり、芸能人を読んでステージをしてもらったり、ゲーム大会を開催したり、地域のお客さんに楽しんでもらうイベントを考えたのです。
そのとき、私のいる支店の近隣の県の支店の人にもお手伝いをしていただくことになりました。
隣の県に勤めていた若かりし小諸くんが助っ人に来てくれました。
お祭りの開催の随分前に小諸くんら、近県の代表の人が何人か打ち合わせに私の支店に来てくれました。
この日は、お祭りの主旨と、おおざっぱなスケジュール的な話をすることが目的だったので、会議は簡単に終わりました。
夜は、親睦のために飲み会も予定していたのですが、私はそのあと予定があったので、上司に皆さんを飲みに連れて行ってもらうことをお願いして、会社に残りました。
私は、その日、お祭りのときに出店(でみせ)で出す食べ物についての打ち合わせをする予定があったのです。
私の支店の社員食堂のチーフの方と約束があったのでした。
私たち社員がアレコレ出す出店のメニューのアイディアについて、チーフに試作品を作ってくださることをお願いしていました。
実際にお祭りのときに食べ物を作ってくれるのは、チーフや食堂のスタッフの方です。
私は必要な食材の仕入れを事前にチーフに頼んであり、足りないものは自分で近所のスーパーで購入していました。
他の社員の出店担当メンバーと私とチーフが食堂の厨房に集まっているとき、もう帰ったと思っていた小諸くんがやってきました。
「あら?飲みに行かなかったんですか?」
と私が小諸くんに訊ねると
「僕、お酒、苦手なんです。あと、部長から預かったもの、私さんに渡すの忘れてて。」
と小諸くんは言い、鞄から封筒を出して、私に渡してきました。
それは、お祭りとは別の案件で、かねてから、私が隣県の小諸くんの部長さんに相談していた件でした。
「ありがとうございます。」
と私は、その書類を受け取りました。
「せっかくだから、見学してけば?」
と、うちの支店所属の出店メンバーの一人の先輩男性が、小諸くんに言いました。
「はい。」
と小諸くんは言い、私たちのその後の作業を見ていました。
私やメンバーの出したアイディアを元に食堂のチーフは次々に料理の試作品を作って見せました。
「これは、美味しいけど、難しいな。作り置きが出来ないし、ひとつ作るのに時間がかかる。
お客さん待たせちゃうよ。出店向きじゃないな。」とか、
「こんなの原価割れもいいとこだよ。」などと説明をしながら、チーフは試作品を作ってくれました。
チーフが作ってくれたものをメンバーと私は、味見させてもらいました。
小諸くんももちろん食べてくれていました。
「美味しいけど、食べづらいな」とか
「この中の素材をひとつ減らしたら何円くらいで、できそうですか?」
などと、メンバーも意見を提案していました。
やがて、だんだんみんな疲れてきて、いったん休憩ということになりました。
みんなが、一度、自分のデスクに戻ったり、トイレに行ったり、タバコを吸いに行っている間に私は一人だけ、厨房に残りました。
そして二人きりになった食堂のチーフの首に私は手を回しました。
チーフは
「バカ。やめろ。」
と言いながらも、私の唇にキスしてくれました。
そう、私はその頃、食堂のチーフと付き合っていたのです。
やめろと言ったくせに、チーフのキスはどんどんディープになってきました。
私の口の中にチーフの舌がねじ込まれました。
そのときカタン!という音が聞こえました。
目を閉じてチーフの舌を味わっていた私はあせって目を開けました。
私の目の前というか、チーフの肩越しの向こうには厨房のピカピカの壁があり、鏡のように私の後ろを映していました。
そこには横向きの小諸くんの姿が映っていました。
横向きです。
こっちは別に見ていません。
でも、すぐ近くに小諸くんがいたのです。
私はすぐにチーフを突き飛ばして、体を離しました。
そして慌てて
「小諸さん!まだ帰らなくっても大丈夫ですかあ?」
と私は大きな声を出しました。
小諸くんはこちらに近づいてきました。
小諸さん横を向いてたわ。それにもし、私たちのベロチューを見てたら、普通、その場にとどまらずに逃げるでしょう?
大丈夫、大丈夫なはず!!私とチーフのやってたことは小諸くんには見られていないはず・・・と私はドキドキする胸を抑えつつ考えました。
「みんなで食べ物のメニュー考えるっておもしろいですね。こんな経験は僕は初めてです。」
と小諸くんは笑いながら言ってくれました。
「本当ですか?遅くまでお付き合いさせてしまってすいません。」
と私は言いました。
小諸くんとはまだ親しくなっていなかったころ、こんな思い出があったのです。
****
その後、何年もたってから、私は小諸くんとは、そのときとは違う地方の支店で、今度は一緒に仕事をすることになりました。
真面目な小諸くんと、本当は不真面目な私はなぜか気が合いました。
性の乱暴者で実生活は不真面目だけど、仕事にだけは本気でのめり込むタイプの私を小諸くんは気にいってくれました。
仕事が遅くなって終電がなくなったときに、会社の近所の小諸くんの小さなアパートに寄らせてもらったときに、私たちは初めてエッチをしたんでした。
コンドームがなかったのにしちゃいました。
そのころの小諸くんの年齢でしたら、コンドームのひとつやふたつうちにあってもいいのに。というか、あるに違いないと思って私はセックスにのぞみました。
しかしコンドームはなかった。
「女性と自分がこんなことする機会は、多分、当分ないと思ってたんで用意してなかった」
と小諸くんは言っていました。
謙虚ねえ。
全然、チャンスもないくせに、万が一に備えて常にコンドームを持ち歩き、結局、いつまでも使わずにダメにしてしまう男もいるというのに・・・。
・・・・いや、いや、いや、いや謙虚じゃないだろう。
小諸くんは外出しに失敗して、私は、結構、中に随分出されてしまいました。
ていうか、だめよ!
若い女性に告ぐ!避妊具は男性任せにしてはだめよ。
女性も自分の身は自分で守らなければだめよ!
かくいう私も若いその頃は完全に男任せだったんですけど。
****
小諸くんにはその後、出身地の空気の綺麗なところに連れて行ってもらったことがあります。
寒い年でした。
空気の綺麗な小諸くんの地元の夜は寒かった。
空気が綺麗に澄みすぎているために、都会みたいにホコリとか汚れとかの緩衝材(?)がなくって、余計に鋭く寒さが身に突き刺さるような気が私はしました。
寒い夜道を、小諸くんと何時間もお散歩しました。
都会育ちの私が見たこともない恐ろしいほどの満天の星空でした。
本当に怖いくらいでした。
綺麗なんですけど、綺麗すぎて、星が空を敷き詰めすぎていて、恐ろしかったです。
寒かったこともあり、なんだか鋭い、冷たい、身も心にも突き刺すような星たちだと私には感じられました。
そこを歩きながら、本当は地元の大学に行って、地元の銀行に勤める予定だったんだ、とか、高校時代に父親が死んで、大変だったとか、母親との確執があったなどと、小諸くんは自分の話をしてくれました。
結局、小諸くんは大学は東京に出てきたのですが、高校のころは毎日、悩んでいたそうです。
きっと今よりもさらに、まじめでシャイで純粋だった高校生の小諸くんは、いつもこのつきささってくるような冷たそうな星空を見て、振ってきそうな恐ろしいくらいの膨大な星を見ながら、小さな胸を炒めて悩んでいたんだ。
それって、どんな感じなんだろう?
どんな感じだったの?
子供の頃以来、こんなに恐ろしいほどの自然が自分を取り囲む環境にいた経験のなかった私は、とってもナゾでした。
突き刺すような寒い空気と星。
小さな小諸くんは震えながら、どんな感じだったんだろう?
彼の高校生時代のことを想像すると、悲しいような、胸が締め付けられるような、でもとっても甘い気持ちになり、私は自分のコートを抑え、震えながら小諸くんと何時間も歩いていました。
-------終わり------------
(この話の前提・・・日本全国、ご当地エロシリーズをやりたい!(余談では東京下町と横浜の関係)
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