カーセックスへの期待
セックス中の顔見て

今は絶対ダメ!と広く認識されているが、昔は結構人々がやっていたことの一つにカーセックスというものがある。
公然わいせつ『座位』だっけ・・・・・・違いますね!! 公然わいせつ罪ですね!
私が高校生のころは先輩に
『助手席で彼女を押し倒したら泣かれちゃった』・・・・などという話をきいては興奮したものです。
いや昔から変わらずに罪なんですけどね。
カーセックスについては恥ずかしい思い出があります。
いえ、私は結局、生涯で今まで一度もカーセックスはしたことないのですが(カーいちゃいちゃはある)、ある意味、もっと恥ずかしい思い出。
車でデートに行ったときにお台場がまだただの浜辺だったとき。
ホント。ただの浜辺だったの。
海鳥が歩いた足跡とかが、浜に残っているような。
車を走らせながら彼は、私に
『助手席のマナーが、わかってて偉いな』と言いました。
ん?そう?
『いつもミニスカートで、しかも荷物を膝の上に置かないから偉い』
確かに助手席にのるときに、バックなどは下に置いたり、あるいは後ろに置かせてもらったり、あるいはドア側に押しやったりしてて、太腿はなるべく全開にしていた私だった。
もちろん運転席の人に見てもらうため。そう。運転者に対するマナーでしょう。
で、『やだ~』とか言いながら、そんな軽いエッチな会話も少ししつつ、車は目的地につく。
そこで、彼が、さっき自販機なかったっけ?ちょっと買ってくる・・・とかなんかで、その場を外した時に、私は彼の車を点検してしまったのでした。
助手席のシートがどんな感じでどんな勢いで倒れるのか倒れないのかを検証してみたのです。
(わたくしのうち、車がなかったんですよ!だから。私、車のことがよくわからなかったの。
そのころは一時、なぜか親が排気ガス反対主義者で。・・・・・・・・・でも親、その数年後からは現在にいたるまで、平気でガンガン車のってますが)
助手席を一回、ゆっくり倒してみて、また戻して、もしものすごく早く倒される場合はどうなのか?とかやっているうちに、戻せなくなってしまいました。
そんなところに彼が帰ってきました。
倒れたままの助手席のシート。
『何してたの?』
『いやその。ごめんなさい。なんか戻らなくなっちゃった』
『押し倒されたらどうしようって考えてたの?』
『えへ』みたいな。
どういう風に襲われるのかわくわくシュミレーションしたかっただけなんですけど。恥ずかしすぎ。
この人とは私の空回りで恥ずかしいことがいろいろあって。
初めてのデートのとき、お店で私がゆったりしたソファ側に座ってて、その向かい側で彼はふつうの椅子に座ってて。
帰るときに、彼が私の方に右手を伸ばしたのね。
で、握手するのかと思って、私も右手をだして握手しました。
『これからも末永いお付き合いをよろしく』みたいなことなのかと思ったの。
そしたら、違ったんです。彼の荷物を私のゆったりしていたソファ側に置いてただけだったのでした。彼はそれを取ろうと手を伸ばしただけだったのです。
なんて恥ずかしい。
そこでは大笑いで終わりましたが。
なんかなぜかそんなことが多かった。
別れるときも一番最後に彼が何を言ったのか聞こえないまま別れた。
もうサヨナラするのは決まっていたのだけど、本当に最後にじゃあねってお互いが家に帰るときに、彼が何を言ったのか聞こえなかった。
自動車の騒音が激しくて、彼の口が動いて15語くらい何かを言っていたのはわかったのだが、まあったく聞こえなかった。
・・・今だに何言ってたんだろうか知りたいのだけど。
向こうの歴史としては、それは言ったことになっているわけでしょ?別れ際に言った名セリフ(・・・かどうかはわからないけど)。
こっちは知らないのに!
そんななんかずれちゃってた付き合いがありましたが
でもセックスはいたって順調でした。
デート握手事件や、車、お台場事件のあとセックスをするような仲になれました。
男の人にセックスの途中に『好きだよ』とか『愛してるよ』とか『きれいだよ』とか『かわいいよ』って言われると、嬉しかったりしますが
(女性によってはうるさい、もしくは、場合によっては、嘘くさいとか思う人もいるみたいなので要注意だけど??)
この人は
『感じている顔がたまらない』とか、私があえいでいるときに『顔、もっと見せて』とか言う人でした。
(ますます一部の女性には不評な言動かもしれないけど)
でも、私はそれがとってもよかった。そういうこと言われるとますます感じました。
私が感じていることが、彼を感じさせている・・・ということに更に私がとても快感を感じてしまうわけですよね。
乳首をチュッチュと音を立てて愛撫されてて、片手では下を撫でまわされていて、下からもグチュグチュというような音が聞こえてくる状態で
私は気持ちよすぎて苦しくて、目を閉じて、顔を横にそむけてしまいました。
すると、彼は手をとめて、私の顔をもって彼のほうへ向き直させられた。
『こっち見て』と。
私が苦しそうな顔で彼の顔を見ると、彼は今度は片手で乳首をいじりながらもう片手では下の方をいじりながら私の顔をじっと見ます。
挿入されて、出し入れされているときも目をつぶってあーんと身をよじっているときも
『目あけて、おれの顔見て』と言いました。
一生懸命、目開けて彼の顔を見ると、せつないような苦しそうな、でもちょっとトロンとした目で私を見ています。
そうすると、またどんどん私のエロい気持ちが高まってしまいます。
特に変わったことをするわけでもなくオーソドックスなセックスでしたが、そういう言葉や見つめあい等がとってもいろどりを添えることもあるのですよね。
私は言葉では、『感じる』とか『気持ちいい』とか『すごーい』とかましてや『こんなのはじめて』なんて決して言わないですが
彼には『お願い~入れて~入れて~』は結構連発してしまいました。
挿入されて動かされているときも『もっとお~!もっとお~!』も連発してしまいました。
ちなみに『入れて』の意味はわかりますが、挿入時の『もっと』ってなんなんでしょうね。
もっと何?・・・もっと早く動かして?もっと強く突いて?もっと続けて?
もっとなに?なんでしょうね。
とにかくもう気持ち良すぎて何か言わないと気がすまないから口にしてしまっているだけのような気がします。
彼が本当に別れ間際に何言ったのか知りたい。
15文字くらい?
またいつかエッチさせて・・・・・・・字 足らず
またいつか感じている顔みせて・・・・16文字
セックスだけはまたいつかしようよ・・・16文字
そんなわけないか。希望的観測はいりすぎ。
案外
『遅いから気をつけて帰れよ』(14文字)くらいのことだったりして。
それはそれで嬉しい言葉だけど。
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