オナペットと好きな人は別もの?
エッチしたい異性と大事にしたい異性

昔から『オナペット』と『心から好きな、大事にしたい、あるいは一生懸命応援したいような女』が一致しない俺だった。
クラスメイトだったら色黒のエキゾチックな姫香ちゃんがオナペットで、優しくて明るい色白の香菜ちゃんが一番好きな応援したい女の子だった。香菜ちゃんのことは大事にしたくて、恐れ多くもオナニーのときのおかずにできなかった。
モーニング娘。では石川ちゃんがオナペットで、でも応援したいのは圭ちゃんや後藤真希などの踊りにキレがある子だった。
女優では深田恭子がオナペットだが、応援したいのは別の女優だった。
この前、会社の林さんにそのような話をした。
「くだらねえこと言うなよ」
林さんは俺の頭を軽くたたいて笑った。
そして林さんは
「でも、なんかわかる、それ」
と言った。
林さんは気さくな営業マンのおっさんで、年齢の割に出世していないが、いつも営業マンと俺ら総務部の間を取り持ってくれる、ベテランのおもしろい社員さんだった。
林さんは、こういうくだらない話に乗ってくれるいい人だ。
「俺の若い頃はおにゃんこクラブというのがあって、新田恵利ちゃんという子がオナペットだったが、俺は大人しい福永さんという子を一番応援していた。
もう少し前だと松田聖子がオナペットだったが、応援したいし、レコードを買うのは岩崎良美さんという歌のうまい人だった」
林さんとは時々飲む。
俺たち総務部は立場上、営業マンに経費や残業のことで注意することが多く、営業部とは何かと揉めることがあったのだが、「仲よくしようぜ」と言って、林さんは俺をかわいがってくれた。
俺が営業部に行くと「おいみんな、こいつ総務部のくせになかなかおもしろい話のわかるやつなんだぜ」と皆さんにアピールしてくれた。
また、林さんは時々、フラッと総務部にやってきて「今夜いくぞ!」と俺に声をかけて、飲みに連れて行ってくれた。
そしてこういうくだらないことをよく話す。
「でも俺はもっと前には石野真子ちゃんが好きで、真子ちゃんの場合はオナペットにもしたし、レコードもいっぱい買って応援したぞ。エロい気持ちと彼女を大事にしたい気持ちが一致してたぞ。長淵と結婚した時は泣きながら祝福した!」
と林さんは言った。
酔っていた俺は
「なんか大事にしたいし、ずっと見ていたいのはうちの石田さんで、エロい想像をかきたてるのは営業部の森田さん・・・」
と、会社の女性のことも例えに出しそうになったけど、それはいくらなんでも下世話なのでやめた。
そんな俺にもようやく、オカズにしたいのと応援したいことが一致する女性ができた。
林さんにとっての石野真子が、俺の前にも出現した。
それが今度、総務部に配属された美和ちゃんだった。
美和ちゃんは特別美人ではないが、なんか仕草や笑顔が魅力的だった。
それに意外にいい体をしていた。
いつもは明るく元気で、でもちゃんと場を考えて控えめなところもあるし、仕事ぶりも真面目で素晴らしい女性だった。
本当に好きな女性のことは、それまであまりオナニーの対象にしなかった俺だったが、美和ちゃんをオカズにオナニーをした。
童顔なのにおっぱいがプルプルしている美和ちゃんだった。
想像の中でそのおっぱいを形がゆがむほど掴んでしまった俺だった。
美和ちゃんのピンクの乳首を撫でると
「あん。やん!」
美和ちゃんは可愛い声をあげた。
そして俺は美和ちゃんの下半身に近づいた。
美和ちゃんの脚を持って、股を広げさせ大事な部分に口をつけた。
美和ちゃんのピンクの突起部分を舐めると
「んん・・・あ〜」
美和ちゃんは色っぽい声を上げた。
いよいよ俺は挿入した。
ズブズブと美和ちゃんの中に俺が入ってゆく。
ズブズブぬめぬめ、美和ちゃんは俺のものを包み込む。
「ああん!あん!先輩!好き〜!!」
美和ちゃんが声を上げる。
美和ちゃんの暖かい中で俺は動いた。
「あああん!先輩〜!!」
美和が俺の背中に手を回してしがみついてきた。
「美和!美和!」
俺は美和の中で激しく動いた。
可愛い顔をしかめて、おっぱいを左右に揺らしながら美和が感じている。
めちゃくちゃにしたい。
妊娠させたい。
というエロい気持ちと、自分のものにしたいという気持ちで俺は狂いそうだった。
「美和!美和!!」
俺はスピードを上げて美和の中の壁を擦りまくった。
「ああん!出してえ!出してえ!」
美和は半泣きで叫んでいる。
俺は美和の中に思い切り放出した。
******
オナニーをした翌日、美和ちゃんの顔を見ると、ちょっとドキドキしたけど。
美和ちゃんは先輩の俺を慕ってくれ、尊敬してくれた。
美和ちゃんも俺に好意を持っているのは間違いない。
ある日、意を決して俺は美和ちゃんに交際を申し込んだ。
「先輩のこと大好きなんだけど。今はよくわからなくて」
少し考えさせてほしいと美和ちゃんは言った。
でも彼女が真っ赤になって、ちょっとだけ嬉しそうだったことを俺は見逃さなかった。
その次の日からも、美和ちゃんはそんなことがあったからって俺と距離を取るわけでもなく、どちらかというと、前より俺に興味や好意を持っているような感じもした。
一週間後、俺はもう一度美和ちゃんに言った。
「考えてくれた?」
美和ちゃんは赤くなってうつむきながら俺に言った。
「私のこと、変わっているって、思わないでほしいんですけど・・・」
と美和ちゃんは言った。
「私、大好きで結婚したい人と、なんかエッチしたいなって思う人が違うの」
んん?
どういう意味だ。
俺のことは大好きだけど、エッチはしたくないっていう意味か?
どういう意味だ。
いや違うな。
単に俺を断る口実かあ?
俺の顔が曇ったことに気づくと、美和ちゃんは慌てて大きな声を出した。
「先輩のこと大好き!私、旦那さんにするなら、先輩みたいな人がいい!!」
美和ちゃんがあまりに必死な声で言ったので俺は面食らった。
どっちなんだよ。なんなんだよ。
俺はセックスアピールに欠けるっていうの?
でも旦那さんにしたいなんて、そんな最高の褒め言葉あるか。
どっちなんだよ。
いや、やっと見つけたオナペットかつ大好きな女性だ。
俺は更にねばってしまった。
そうだよ。美和ちゃんが言っているのは「付き合ってもいいけど、エッチなことだけ目当てで付き合うのはごめんよ」っていう意味なのかもしれない。
「まずは友達みたいに付き合ってみようよ。俺は君と遊びに行ったり、もっと話したりしたいだけ。
変なことしないよ。友達として付き合おうよ」
美和ちゃんは、照れながら微笑んで、下を向いてやっと、
「はい。そんなに言ってくれるのなら・・・じゃあ。・・・とりあえず・・・よろしくお願いします」
と言ってくれた。

俺は美和ちゃんと休日にあちこちに遊びに行ったり、食事をしたりした。
俺たちは気が合った。
美和ちゃんもいつもとても楽しそうだった。俺といるとよく笑った。
俺たちはいろんな話をしてどんどん親しくなっていた。
でも俺はエッチなことはまだ我慢した。キスも我慢した。美和ちゃんをおかずにオナニーで我慢した。
もう少し我慢だ。
やっと、何回目かのデートで手をつないだ。
最初は驚いた美和ちゃんだったが、恥ずかしそうにニコッと笑ってくれた。
やった!
こうして少しずつ近づいていけばいいんだ。
俺は、毎日ウキウキ気分だった。
さて、そんな頃に『清掃の日』というものが近づいてきた。
俺たちの会社では今年から、全社員で定期的に会社の周りのゴミ拾いをすることに決めた。
俺たちの会社の商品は一般消費者がお客様なので、時々、こうやって地域住民に
俺は総務部だったので、この仕事の担当だった。
社員たちの清掃するエリアを決めようと思って、俺はある朝早く会社に来た。
「あーあ。こんなこと営業マンに手伝わせたら、また文句が出そうだなあ?林さんにうまく援護してもらおう」
と俺は考えながら、会社の周りをブラブラ見てまわり、どこら辺に何人を配置しようか考えていた。
俺たちの会社の真裏には、小さなラブホ街があった。
住宅街の中にこじんまりと数件のラブホが固まってあった。
どんな人が利用するのか?といつも思っていた。
地元の人か?駅から乗り継いでくるのか?
すぐそばではないが、少し離れたところに国道があるから、そこから車で来るのか。
うちの会社の人は、まさかこんなそばのホテル使わないだろうしなあといつも思っていた。
俺はなんとなく一件のラブホテルの入口をじっと見てしまった。
そのとき、ラブホから男女のカップルが出てきた。
やば。俺は慌てて目を背けて、後ろを向いた。
しかし。
んん??!
あれっ??
チラッとだけ見たそのカップル。どこかで見た顔のような・・・。
俺は思わず、振り向いてもう一度カップルを見てしまった。
そこには固まって立ち尽くして俺を見つめる美和ちゃんと、な、な、なんと林さんがいた。
美和ちゃんは林さんの腕につかまって、固まって俺の方を見ていた。
そ、そーか。美和ちゃんの結婚したくないけど、エッチしたい人って・・・。
美和ちゃんのオナペットは林さんだったのか・・・。
-----終わり--------------
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