W杯の日は渋谷のラブホでセックス&試合観戦
スクランブル交差点で騒ぐよりこっちがいい

「4年前のとき、体触られた〜」
何の話かと言うと、女の子が前回のワールドカップのときに、渋谷のスクランブル交差点でどさくさまぎれに、知らないやつらにおっぱいや尻を触られたと言うのだ。
女の子は渋谷の飲食店で友達と食事をしたあと、駅に向かって帰ろうとしたら、あのパニックに巻き込まれたそうだ。
その日は、確か19時開始の試合で、日本の試合結果は引き分けで、夜のいい時間帯に渋谷は、まあまあの騒ぎになっていたそうだ。
まあねえ。あれだけもみくちゃ状態ならそういうこともあるかもねえ、と南波君は思った。
よし、今度の日本戦の日にやろう!と南波君は思った。
いや、ちかんじゃないよ。セックスをしようと思った。
「じゃ、今度の試合は安全なところで、僕と一緒に見ない?」
と、南波君は女の子に言った。
お前が一番、危険なんだよ。
「今度の試合開始何時だと思っているの?
0:00分開始よ。
大体、私、別にサッカー好きじゃないし見たくもないし!」
と女の子は言った。
くそー。
こうなったら、渋谷でナンパだ。
今度の日本戦の日は、サッカー熱に浮かれた人々に紛れてナンパだ。
でも、自身がサッカーファンの南波君は、サッカーの試合もちゃんと見たかった。
南波君の友達であり、相棒でもある助駒君は、何と渋谷の隣の駅に住んでいる。
いいところに住んでやがる。
もしこれが21時くらいスタートの試合だったら、助駒の家でゆっくりサッカー見て、見終わったらすぐに渋谷に繰り出したらちょうどよかったのになあ。
でも午前2:00のナンパはいくらなんでも無理がある。
となると、やっぱこうか。
夜浅い時間からナンパして、ラブホでゆっくりサッカー見ようよって感じかな?
南波君はネットで、渋谷の坂の上のラブホテル街を調べた。
予約ができるラブホテルのサイトを一つ一つ覗いていった。
なんと、日本の試合の日は、もう予約が埋まっている。
当たり前か。もう数日後だ。
いくつ目かのラブホテルのサイトには、カレンダーが出てきた。
予約の開いている日には〇、満員の日には×の印がついていた。
でも、お目当ての日には何の印もなく、『予約外の日』と書いてあった。
なるほど、飛び込み客狙いのホテルもあるということね。
そうだろうなあ。飛び込みエッチの需要があるんだろうなあ。
試合の興奮で、つい男についてっちゃう女の子も多いとか?
その後、他のホテルも見たら、予約なしの飛び込み待ちのホテルも結構あった。
「よし。飛び込みだ!」
ただ、南波君は、以前にあそこらへんをさまよったことがある。
いつもはスッと入れるのに、何かの記念日だったか忘れたが、渋谷の坂の上は満室ばかりで、フラフラと長時間、ラブホ街を女の子と彷徨ったことがある。
他の空き室探しのカップルともすれ違ったりして、何とも気まずかった。
せっかくついてきてくれた女の子も、だんだん不機嫌になっていった。
そうなったら最悪だ。
地図を見ながら南波君は、予約でいっぱいのホテルと、飛び込みしかないホテルの場所を頭に叩き込んだ。
***
日曜の真夜中24:00開始の試合は遅すぎた。
試合開始までの時間を楽しんでいる人も、時間を持て余している人も渋谷の街には結構いた。
南波君は、試合開始の随分前から、パブリックビューイング的なことをするお店に入ってみた。
そこで、ポツンと一人でいるOLみたいな綺麗な女性を見つけた。
大きめのテレビのモニターの真ん前というか、真下にいた。
グループで来たようなお客は、みんなもうテンション高く酒を飲んで盛り上がっているのに、その人は一人で、ジュースを飲みながら、そこに座っていた。
お?これはどうだろうか?
待ち合わせか?
でも、もしもこの女性が、お一人様だったとしても、こういうところで他人とでもワーワー一緒にサッカー観戦を楽しみたい人であれば、連れ出すのは無理だな。
俺もここで騒ぎに付き合ってから、2:00過ぎのエッチを狙うか?と南波君は考えた。
とりあえず女性の隣に座り、南波君は声をかけた。
「お一人ですか?」
女性は頷いた。
「こんな早い時間から試合開始を待っているんですか?」
と南波君がきくと、
「どうしても見たいから」
と女性は答えた。
話をきくと、女性の家のテレビは運悪く故障中で、今、修理に出している所だという。
でも絶対に特等席で大きな画面でサッカー中継を見たいので、ここでこんな早い時間からよい席を陣取って、試合開始を待っているんだと言う。
「それはつらいなあ。
今からずうっと待って、試合見て、そのあとも帰る手段もないのに」
と南波君は言った。
南波君は女性に、自分と一緒にラブホに泊って、ゆっくり観戦することを提案してみた。

ラブホのテレビはでかかった。
部屋に入ると、女性は大喜びで手を叩いた。
「風呂入って、観戦にゆったり備えようよ」
と南波君は言った。
南波君は先にお風呂に入った。
南波君はバスローブ姿にならずに、元通りの服を着て出てきた。
女性は安心したようだった。多分、セックスは覚悟してついてきたと思うが、もしかしたら、本当に観戦だけですむのかもしれないと思ったようだった。
女性はお風呂に入った。
その間に南波君は、ルームサービスで飲み物やおつまみを頼んだ。
時間は十分あった。
ゆっくりサッカー談義などしながら酒を飲んでも、試合までにはまだまだ時間がある。
女性の風呂はやけに長かった。
まあいい。いい。と南波君は思った。
随分時間をかけてバスルームから出てきた女性は、なんとバスタオルだけの姿だった。
南波君にとっては想定外の喜びだった。
二人はルームサービスには手をつけずにベッドになだれ込んだ。
女性は序盤から、積極的に攻撃をしかけてきた。
ベッドで重なり合ってキスを繰り返した後、女性は南波君のズボンに手をかけた。
南波君が女性のバスタオルを完全にはぎ取る前に、女性は手を伸ばして南波君のズボンをやたらとモゾモゾ触ってきた。
南波君は身体を起こした。
女性もすぐに体を起こすと、南波君のズボンのジッパーを開けようとする。
南波君はベッドで膝だちになったまま、女性に身を任せた。
南波君のズボンを脱がせると、下着も下にずり下げ、女性は細いきれいな指で南波君のモノをつまんだ。
そして、南波君の顔を上目使いで微笑んで見ながら、南波君のモノを優しくこすった。
おおっ!
そして女性は顔を斜めにすると、南波君のモノの側面を舐め始めた。
おおお!
柔らかい暖かい舌が南波君のモノを舐めまわす。
上から南波君が見ると、女性の舌が自分のモノを這っている、何ともいやらしい光景だった。
そして、やがて女性は顔をまっすぐにすると、大きくお口を開いた。
女性は服は着ないでバスルームから出てきたが、もう一度薄化粧と、口紅を塗っていたようだった。
赤い綺麗な唇を大きく開くと、南波君のモノを口にパクッと含んだ。
そして、顔を動かしながら、女性のヌメヌメの口は南波君のモノを優しくしごいた。
女性が髪をゆらし、顔を動かす。
ジュブジュブと南波君のモノは吸われながら、女性の口から出たり入ったりした。
だんだん女性の動きが強くなり、そして吸い込みも激しくなってきた。
気持ちよさにうっとりと包まれながらも、女性の作戦を読み取れない南波君だった。
まさか、このまま、お口にゴールさせるつもりか?
アソコに挿入させないつもりか?
そうはいくか。
南波君は南波君のモノを必死で吸っている女性の柔らかい髪の毛を撫でた。
そして
「交代の時間だよ」
と言った。
女性は南波君のモノをお口から出して、南波君を見上げた。
南波君はバスタオルをはぎ取りながら、女性をゆっくり押し倒した。
女性のタワワなお胸と、ふっくらした腰が露わになった。
南波君は女性のおっぱいを舐めながら、右手を伸ばしてアソコをいじった。
「あん・・・うん・・・」
女性は小さな声をあげた。
「ああ・・んん」
たわわなおっぱいを揺らして女性は喘いだ。
女性のアソコがヌルヌルしてきたころ、南波君は女性の下半身に移動した。
そして女性の脚を開いて、赤茶色のアソコを自分の舌で舐めまわして、もっと声を上げさせた。
「アン!アン!・・・アッ!」
南波君がクリ●ングスを中断し、女性のエロく乱れる顔を見ると、女性は腰をくねらせだした。
催促しているようだった。
そしてヌルヌルになっていた女性のアソコに南波君は挿入していった。
おお。そこは南波君をキューっと締め付けた。
南波君は肉厚のその中を押し分け押し分け、出たり入ったりした。
ズブズブのそこの中で出し入れしながら、女性が軽く痙攣するまで、南波君は腰を動かし続けた。
****
エッチのあとは、二人はまたシャワーをゆっくり浴びてから、ルームサービスを食べながらサッカー観戦をした。
試合はどうなったかというと
2:00過ぎに、二人はもう一度
南波君は再び、女性のアソコに激しく出し入れした。
そして体をいやらしくくねらせる女性の中に放出した。
***
さて、渋谷の隣の駅在住の助駒君はどうしたろう?
それほどサッカーも、お祭り騒ぎも好きでない助駒君は、その日は早くから寝た。
でも、午前1時半くらいに目が覚めて、テレビで、サッカーの大まかな試合経過を知った。
なんだか急に助駒君は、この”行事”に参加してみたくなった。
助駒君は渋谷に向かった。
歩いて30分、チャリなら15分の距離だった。
深夜2時過ぎの渋谷には、まだ人が大勢いて騒いでいた。
女の人も結構いた。
でも一人でいる女性はいないだろう。
まあ、二人組の女性でもいいや。
グループ連れの女性でもいいや。
騒ぎに紛れて、興奮が冷めないふりして、女性を誘って一緒に飲みに行く。
だって、今夜は皆、ここからどうせ帰れないだろ?
今日は、何人かの女の子と番号交換でもできたら御の字だ。
次につなげられたらそれでいい。
しかし、助駒君はラッキーなことに、一人で歩いている女の子を見つけた。
結構、可愛い女の子だった。
女の子は疲れているようで、スマホを片手にフラフラ、キョロキョロしていた。
助駒君が声をかけると、女の子はこの混雑で、一緒に来ていた仲間とはぐれてしまったと言った。
スマホの充電もなくなってしまって、仲間と連絡が取れなくなったそうだ。
助駒君は言ってみた。
「僕んち、ここからタクシーで10分だよ。
来る?」
「でも、今日は元々、インターネットカフェかファミレスで夜明かしするつもりだったし」
と、女の子は答えた。
「そんなあ。
そんなのしんどそうだなあ。
風呂もあるし、僕のうちで休んでけば?」
と助駒君は言った。
「いいんですかあ?」
と女の子は言った。
やった!
助駒君が心の中でガッツポーズをしたとき、向こうから複数の男女が、こっちに向かって走ってきた。
「見つけた!見つけた!」
と叫びつつ、複数の男女が、助駒君と女の子の方に走ってくる。
助駒君と話していた女の子は、飛び跳ねながら嬉しそうに男女に向かって手を振った。
そして女のコは叫んだ。
「ねー!みんなあ!
この人が家に泊めてくださるってえ!!
お風呂にも入らせてくださるってえ!!」
女の子は、男女に向かって叫んだ。
助駒君の小さな家に5人の男女が雑魚寝することになった。
しかし、みんななかなか寝ない。
代わりばんこに風呂から出たり入ったりしながら、彼らは寝ない。
彼らは助駒君の部屋で、コンビニで買った酒を飲みながら、
助駒君は布団をかぶって、うるせえなあと思いつつ、なかなか眠りにつくことができなかった。
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