色管理 エロ管理
男を惑わす女をさらに惑わす男

『色管理』ってわかります?
カラーコーディネーターのことじゃないよ。
私、この言葉を始めて知ったのですが、キャバクラなどで、店長とかマネージャーとか管理者側の男性が、お店のキャスト(女の子のこと。この言葉も始めて知った)をエッチでつなぎとめて、コントロールすることをそういいます。
管理側の男が、お店の女の子とセックスしちゃって、恋人のようになり、女の子を思うがままに操ると言う。
操るというのは、こういう業界は女の子の出入りが激しいのですが、よその店へ移ることを阻止したり、また優秀な女の子を休ませずに毎日出勤させて、たくさん働かせたりすることです。
お店の儲けのために、女の子と関係を持ち、心をつなぎとめるという。
一部の女性は、恋人の言うことなら何でも言いなりになるからね。
(いや!僕の彼女や、うちの嫁は全く言うなりにならないぞ!こっちが言いなりだぞ!!・・・という意見の男性もいっぱいいると思うので、『一部の女性』という表現にさせていただきました。)
なんで、キャバクラ用語?ホステス用語?半風俗店用語?なのかよくわからないけど、そういう単語を最近、私が知ったかというと、実はこの前、私のかなり近い親戚の一人が、キャバクラのボーイのバイトをやっていることが判明したからです。
若い大学生の男の子ね。
大学の授業の出席もいい加減になり、キャバクラのボーイを一生懸命やっていたことがバレたときに、彼は親戚のみんなに袋叩きにあうように責められた。
うちの親戚は、お客としては関わったことはあるかもしれないけど、商売側としては一回も関わったことのないような人たちだからね。
でも私の兄だけが、「キャバクラって一番、安全なんだぜ」と意味不明なことを言って、その男の子を責める大人たちを諫めていた。
一番、安全ってどういう意味だろう?何と比べて?
まさか兄の勤める大手商社と比べて?じゃないだろ?
他のそういう風俗に近いお店に比べて安全ってことかな?
大人のクラブと比べて、ライトってことかな?
キャバクラでは絶対にエッチはないってことかな?
自分の子供じゃなきからって、何か無責任な発言だなあ。
まあ私にも、無責任っていう部分もあり、「そういうバイトってよい経験で、いいんじゃないの?」と言って、男のコをかばった。
こういう時は、頭ごなしに責める大人と責めない大人がいたほうがいいと思ってバランスを取ったところもあったし。
だって、そのコ、殺されそうな勢いで親父さんにボコボコにされてたんだもん。
で、キャバクラでは『女の子』を『キャスト』と呼ぶことは、私はそのコに訊いて初めて知った。
ネズミーランドとかUSJとかと同じなんだね?あそこでもダンサーや、パレードをする人のことを『キャスト』と呼ぶじゃん。
『色管理』って単語はそのコに訊いたわけじゃないんだけど(ホントはキャバクラの話、いろいろ訊きたいんだけど)、これをきっかけに私が興味を持ってネットなどで調べたら、このフレーズが出てきたわけ。
へーえ!
管理者側の男が、キャストが辞めないように、さぼらないように、恋人になりすまし(実際はセフレ?)、女の子を操るというか、女の子を店にしばりつける。それを『色管理』と言うのね?
で、管理者じゃなくて、黒服のボーイさんが店の女の子と出来ちゃうのは、ちょっと違って、『風紀』と言うとか言わないとか。
そういうことってお店では厳禁!なのが当たり前なのかと思ってた。
いや、厳禁なんだけど、とはいえ、男女が集まっていたら、ついつい過ちが起こる場合もあるのかなあと思ってた。
『色管理』は”過ち”ではなく、わざと狙いがあってやっているものだというの。
あくどいね!女の気持ちを利用しやがって許せんね!
ネットの相談室には、たくさんキャバ嬢からの悩み相談があった。
『私はお店のナンバーワンです。
マネージャーが私だけ、飲みに連れて行ってくれたり、いろいろ相談にのってくれるので、ある日、一線を超えてしまいました。
今は週の半分は彼が私のうちに泊ります。
これって、愛されていると思ってもいいんでしょうか?
彼に頼まれて、お店の定休日以外、全部出勤して、私は体がしんどいのですが、彼が望むことなので従ってしまいます。
これって色管理なんでしょうか?
でも私はそうじゃないと信じたいです。
彼は週の半分は一緒にいてくれますし。彼も本気で私と付き合ってくれていると思いたいのです。』
とか、
『彼がお店の管理職です。
セックスしてから、恋人みたいな関係になりましたが、もしかして、私は色管理されているのでしょうか。
私は一週間のお客さんからの指名が●本くらいですので。』
とか。
うわー。結構あるあるなのね。
で、相談に対する回答者さんたちが
『間違いないね。色管理だね。彼は、ナンバーワンのあなたに店をやめられたくないんだろう。騙されているよ』
とか
『ご法度とはいえ、男が店の女の子と出来ちゃうこともなくもないです。
でも、本気だったら、その場合、彼はあなたにすぐ店をやめさせると思いますよ。
今も必要以上に働かせているのであれば、あなたは彼にとってただのビジネスパートナーでしょう。』
とか
『あなたのたった●本の指名程度だと、そんなに店にとっては重要じゃないから、”色管理”だとは思えません。
色管理されるのは売れっ子です。』
とか、なかなかいろんな方面の厳しい意見が飛ぶ、飛ぶ!
で、キャバ嬢の先輩さんらしき人からの回答では『ちゃんとした店ではそんなことしない』そうですけどね。
やっぱり、『色管理』って女の子が辞めちゃうのを止めるためにとかするわけだから、ちゃんとした店だったら、そんなに女の子が辞めたがらないわけでしょう。
従業員から見て魅力のない店だから、女の子が逃げるんでしょう?それを逃げないようになんとかして引き止めるわけでしょ。
それは、きっとよくない店だなあと推察される。
わかんないけど。
でも、色管理に翻弄される女の子ってのも、エッチで物悲しくていいな。
本人はもしかしたら不幸かもしれないけど、なんかいいね。なんか物語書きたいな。
で、私の親戚の若い男の子の方の話の続きですが・・・・。
親戚中に袋叩きになったキャバクラでバイトしていた男の子をかばった後、私はそのコと二人きりになることがあったのね。
そこで、私は
「おじさんと、おばさんにあなたが夜の仕事をしているらしいから心配だってきいたときね、私、すぐにピーンときて、ホストだと思ったのよ。」
と言った。
彼はずっと、本格的にスポーツをしていて、高身長、細マッチョ、親戚中で、かなりの男前だった。
私は続けた。
「でも。残念。キャバクラのボーイってなんなのよ?がっかりよ!
あなたが、ホストやっているのだったらもっと応援したわ。
だって、キャバクラって結局、主役は女の子でしょう?
男のくせに、女の子の儲けで生きる仕事なんてすげえかっこ悪くないか?」
とだけちょっと苦言めいたことを言ったの。
そうしたら男の子は
「なんだよ?
前は、huugetuちゃん、言ったじゃんかよ!!
前面に立たない裏方の仕事をする人に感謝しなければいけない。
裏方の地道な仕事がが実はかっこいい!!って!
言ってたじゃんかよ!」
と反撃してきた。
そ、そうでした。
そ、そうなんでした。確か、過去に私はこのコにそんなことも言ったことありました。
その子は、高校でスポーツでかなりの実績をあげて、本人もプロ選手とかを少しだけ夢見ていたことがあったのです。
ですが、大学でその夢が遠いものだと気づいて、そのコが夢をあきらめ、スポーツをやめて落ち込んだときでした。
そのときに私は偉そうにその子に語ったのでした。
「私は、営業部門という客に接する仕事と、マーケティング部門という商品を作る仕事を経て、今は対外的なことではなく、会社で働く人たちのサポートや世話をする裏方の管理部門をやっているの。
でも、この仕事も重要なのよ!
何も表舞台に立つことだけが大事な仕事ではないのよ?一見、地味に見える裏方の仕事だって必要なものなのよ!」
みたいなことをね!私は若い彼に語ってたのね。
「あなたがフィールドに立ったとき、マネージャーさんや選手を外されてコーチや練習相手になってくれた子たち、みんな偉いなあっていつも私は見てたわ。
彼らは絶対に素敵な大人になる。人をサポートする仕事って素晴らしいのよ。」
とかね。
だから、男のコはキャバクラの裏方のボーイで経験を積み、そのうち実はマネージャーや店長を目指していたという。
そ、そうなのね。
そうなの・・ね。
私、ダブルスタンダードなこと言ってしまってごめんね〜。
私の親戚の男の子が今後、どうなるかわかりませんが、バイトは親御さんに辞めさせられたようですが。
もしかして
『色管理』も立派な管理のうちなのかね?
私も、会社の人、得意先の人、ライバル会社の人・・・など仕事関係の不特定多数の30人もの人とエッチをしてきたことはここに書きましたが、直接の上司とは、一人だけエッチしました。
それが、上司の色管理だったかどうかはわかりませんが。
まあ、仕事が大好きだった私は、そもそもセックスする相手も全て仕事関係者だったのでね。
なんか、仕事関係者っていう、そこにこそ、エロを感じてたので。
自分が管理職になってからは、もともと、私が年下が好みじゃないということもあり、部下の人とは私はいっさいエッチしたことありませんけど。
でもメンバーには本当に仕事の喜びを知ってほしかったし、私の利得的にも、彼らがガンガン働いてくれたら嬉しかった。
彼らが仕事にのめり込むためだったら、私、何でもするという管理側の気持ちもわからなくもないです。
うん。色管理者側に、ズルい気持ちや、金銭欲的な気持ちだけじゃなくて
「こいつを素晴らしいナンバーワンに育て上げたい!」
って言う気持ちもあるのかもしれない。
色管理職側にね、そういう仕事に対しての純粋な気持ちもあるのかもしれないし。
それが行きすぎて『色管理』になってしまうのかも?
うーん?わからないわ。
結局甘いよ!huugetuちゃんは!世間知らずだし、そんな結論ってそれこそ他人事だし、ずるいよ!
って言われちゃうかもしれないけど・・・。
でもとにかく、『色管理』という言葉の持つ、エロい響きにはなんか魅かれるわあ。
なんかいつか、ちゃんと考えがまとまったら『エロ管理』を題材にストーリー書こうと思います。
あともう一個言いたい。
女性からの反発や誤解を恐れず言わせてもらうと、自分でお金を稼いだことのない専業主婦は完全なる色管理職だと私は昔から、というか子供の頃から思っています。
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