満員電車のEカップのOLは刺客だった②

電車が同じOLと親しくなったと思ったのに


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ミズキとの約束の日。

「今、そこで旧友にばったり会っちゃって」
と言って、俺はミズキに吉丸を紹介した。

俺らは表面上、3人で楽しく居酒屋で過ごした。

でも、俺はミズキの様子を疑心暗鬼で観察していた。

急にデートに割り込んできた、初めて会う吉丸にもミズキは気を使ってか、楽しそうにニコニコ話しかけてくれた。

遠慮もしているし、女との会話が下手で、緊張して縮こまっていた吉丸に対して、どんどん話しかけて吉丸の気分を盛り上げてくれるミズキだった。

そして、俺に満員電車で助けてもらってどんなにうれしかったかという話も、ミズキは吉丸にしてくれた。

俺をたてながら、吉丸にも愛想よく振舞うミズキ。

すごいな、さすがだな。プロは・・・。

吉丸がトイレに行った時には、ミズキは俺にこう言った。
「とってもいい人ね。吉丸さん。
でも、次回はあなたと二人きりで会いたいな」

吉丸はあとで、俺に
「ミズキさんってすげえいい女!!
ほんとに悪い人なのか?」
と言っていた。

吉丸は、本人もモテないが、昔から、女に対してもとてもジャッジの厳しい男だった。
だから、吉丸はいつまでも商売女さんとしかセックスができないのだが。

昔から、俺に恋人が出来た時も、吉丸はうらやましそうではなかった。
しかし、ミズキは吉丸さえも認める女。

俺は、やはり、こんないい女が自分に近づいてきたのは、おかしいと確信した。


俺は吉丸と打ち合わせをした。


そして、ミズキとの次の約束は、俺たちは二人だけで洋風居酒屋に行った。

ミズキの大きな可愛らしい目が俺を見つめた。

服の上からでもわかる大きなおっぱいを時々揺らしながら、ミズキは俺の話に笑った。

俺のする会話の全てに興味を持ってくいついてきて、盛り上げてくれたり、同意してくれたり、たまにつっこんできたり、俺の全てを受け止めてくれて、かつ自分もとても楽しそうにしているミズキだった。

俺の言うことに対しては、発言の終わりきらないうちに食い気味で反論をしたり、食い気味で鼻で笑う女房とは大違いだ。

ああ。

本当に俺の好み通りの女だ。
いや、多分どんな男でも、ミズキみたいな女に迫られたら落ちるだろう。
さすが、探偵事務所。
敵ながらあっぱれだぜ。

ミズキが今日誘ってくるかもしれない。来ないかもしれない。

洋風居酒屋でミズキが洗面所に行ったスキに、俺は用意してきた濃いウォッカの小瓶をミズキの酒に混ぜた。

アルコール度数90度の透明の液体が、ミズキのグラスにゆらゆらと溶け込んでいった。


居酒屋を出ると、ミズキが倒れそうになりながら俺の腕につかまってきた。
「酔っちゃった・・・。今日、帰りたくない・・・」


来たああああ!!!!


俺は、ミズキとシティホテルに行き、フロントで部屋をとった。

そして、仕事のメールが入ったので、少しロビーで電話してから部屋に行くとミズキに言った。

キーを渡して、ミズキに先に部屋に行かせた。

そしてミズキがエレベーターに向かった後、俺は近くで待機していた吉丸に電話をした。

「来てくれ!!〇×△号室だ!」

以下は、吉丸から次の日に聞いた話だ。

*****

吉丸が部屋を訪ねたとき、ミズキはかなり酔っていたという。

うん。ウォッカのせいで、ホテルにたどり着くまでも、もうフラフラだったしな。

「どうして吉丸さんが?」
酔ってちゃんとろれつも回らないミズキは、吉丸の登場にびっくりした。

「ミズキちゃんがこの部屋で僕のことを待っているってきいて、嬉しくて」
と吉丸は言いながら、よろよろのミズキに抱きついた。

「待って!待って!どういうこと?彼は?」

フラフラのミズキを抱きしめた吉丸は、グングンとベッドに押して行き、そこに倒した。

「嬉しいよ。
ミズキちゃんから誘ってくれて」
吉丸はミズキの両手を抑えて上からミズキの顔を見つめた。

「やめて!私、誘ってないわよ?
どういうこと?」
力の入らないミズキは、手を弱々しく振り回して抵抗をした。

吉丸は構わずミズキに覆いかぶさり、首にキスをした。

そしてそこらへんを舐めまわしながら、吉丸はミズキの耳元で
「電車で知り合っただけの妻子持ちの男にやらせようとしていたでしょう?
ミズキちゃん悪い女だなあ。
犯罪だぞ。
人の夫に手を出すって」
と言った。

ミズキはビクッと震えたという。

「エッチなミズキちゃん。
独身の俺で我慢しな」

吉丸はミズキのブラウスの前を開けて、おっぱいの脂肪が上や脇からはみ出ている真っ白いレース付きのブラジャーを見た。

「スケベなミズキちゃん。あいつとエッチするつもりでこんなの着てきちゃったの?」
吉丸はニヤニヤしながら、ミズキのブラジャーをずらしていった。

見事なおっぱいだったそうだ。

そこそこ柔らかくて、そこそこ張りと弾力があり、そして大きめだけど、ピンクで上をツンと向いた乳首だったそうだ。

吉丸がそのおっぱいを悪戯すると
「やだ!いやあ!あん!」
とミズキは声をあげたそうだ。

「ぐふふふ」
と吉丸は夢中でおっぱいをいじった。

ピンクの乳首はすぐにコリコリに硬くなった。

吉丸はそれを口に含み、べろべろ舐めたり、チュッチュッ吸った。

「いやーん!ああん!やめて〜!」

吉丸はミズキの大きなおっぱいを変形するくらい揉んで、乳首を吸い倒した。


「酒のせいか、恥ずかしがってなのか、身体も顔もピンクになって、ミズキちゃんあんあん言ってたよ」
と、吉丸はニヤニヤしながら俺に報告した。


吉丸はそのあと嫌がるミズキを力づくで脱がせたそうだ。
ミズキは必死で抵抗したそうだが、酒でヘロヘロだったのですぐに全裸にできたそうだ。

吉丸は、ご商売じゃない女性をこんなに自由にできるのは、実に久しぶりの経験で、大興奮したそうだ。

吉丸はミズキの綺麗なお腹やアソコをなでまわし、舐めまわした。

吉丸がミズキの膣の中に指を入れて出し入れしているときは、そこはびしょびしょに濡れていたという。

「やだ!いや!いやっ」
小さく叫びながら、身体をゆらすミズキのそこは、ピチャピチャ音を立てたという。

吉丸は我慢できずに、ミズキの中に入った。

吉丸の男性器を自分の中に受け入れてゆくときに
「やめてええ!!ああ!いや・・・ああああ!!・・・ああああ・・」
と、ミズキの嫌がっていた声が、だんだんとあきらめてゆく感じに変わってゆくのがたまらなかったと吉丸は言った。

自分の奥の奥まで吉丸が入ってしまうと、ミズキは溜息をついて黙ったという。

おお!とうとう入れたのか!

吉丸は、ピストン運動を開始した。

「いや・・・いや・・・ああ」
再び声を出して、顔をゆがめるミズキをユサユサ動かしながら、吉丸は出し入れしたそうだ。

「何かミズキちゃんのアソコねっとりからみついてきてよかったぞ。
俺のアソコをつつみこむというか」
との吉丸の感想だ。

ねとねととからみつくその中をグイグイ行ったり来たりさせるのは、非常に気持ちよかったと吉丸はいう。

くうう。いいなあ。

でも・・・
「怒ってなかったか?訴えたりしないかな?」
と俺は吉丸にきいた。

「うん。
最初は嫌がってたけど、一回やったあとは言うこときいたから大丈夫じゃない?
2回戦では、後ろ向けって言ったら、自ら四つん這いになったし」
と吉丸は言った。

俺は裸のミズキの四つん這いの姿を想像して、ごくりと唾を飲み込んだ。

四つん這いのミズキはおっぱいを下に垂らして揺らしながら吉丸に好きなようにされていたという。

そして
「僕がミズキちゃんのしようとしていた悪いことを、あいつの奥さんに言いつけてもいいんだけど。
もし君がいいコだったら、言わないでいてあげようかな」
と、吉丸はミズキを脅したそうだ。
これは俺との打ち合わせ通りだ。

ミズキは後ろから吉丸に突っ込まれているときに
「ああっ」
とまた声を出したと言う。

吉丸はミズキの腰を持って、後ろから突いた。
吉丸はミズキの中を出たり入ったりして、ミズキのお尻に自分の身体をパンパンぶつけて動いたそうだ。
「いや・・・ああっ!いやっああ」
そう言いながら、ミズキは吉丸に出し入れされたそうだ。

しばらく出し入れしたあと、吉丸はミズキの尻と背中に覆いかぶさった。

片手でミズキの大きい乳房を掴みながら、吉丸はラストの激しい動きをしたという。

そして吉丸は、ミズキのまあるい尻の上に白い液体を放出したという。

******

『最低男!!人間のクズ!!!』
俺のところに、ミズキからはそんなメールが一通だけ来て、それきりとなった。

俺の胸は痛んだ。

でも、人間のクズはどっちだよ。
あのままだと、泣きを見るのは俺のほうだった。
先手必勝だよ。

見事、女房の『悪の計画』をぶっつぶしてやり、また、親友の吉丸にもいい思いをさせてやることができて、少しはスッキリしたが、しかし、根本的問題は解決していない。

女房とのことは今後どうしようか・・・。

悩みながら過ごしていた数日後、家に帰ると珍しく早くに女房が帰っていた。

女房は帰宅した俺の顔を見るなり、
「紹介したい人がいるの」
と言った。

実は女房も俺も仕事が忙しかったので、息子の太一には『家庭教師兼ベビーシッター』さんをつけていた。

家庭教師兼ベビーシッターさんには、夕方から、俺か女房が帰るまで家にいてもらうことにしていた。

その家庭教師兼ベビーシッターさんが、新しい人に代わると言うのだ。

今までは、ぽっちゃりしたおばさんのシッターさんだったのに、新しく紹介された人は、若くて飛び切り美人で、俺の大好きな女優にそっくりの女性だった。

あっ!なるほど!
女房の刺客の2番手か??!!

俺は、もう笑うしかなかった。

狂ったように笑い出した俺の様子に、女房と家庭教師兼ベビーシッターさんは戸惑った。

俺は女房に言ってやった。

「お前、『別れさせや』を雇うなんて悪質だぞ。
これは、お前の方こそが不利になる立派な離婚事由になるぞ」

女房は一瞬、眉をピクリとさせたが、表情を変えずに黙っていた。

俺は、若い美人の家庭教師兼ベビーシッターにも言ってやった。
「ハッピー探偵事務所さんとやら!
そちらの行動も、これって犯罪じゃないんですか?
罪を認めて謝るのなら今のうちですよ」

家庭教師兼ベビーシッターさんに扮した美人女性は、ビクッとして女房の顔を一瞬見たが、やはり黙っていた。

シラを切っていた二人だったが、俺が今までお願いしていた本当の『ベビーシッター会社』に確認の電話すると言いだすと、二人は罪を認めた。
二人の女は自分たちの”負け”を認めた。

呆れて、疲れて、もう怒る気にもならない俺は
「全く。
立て続けにこんなことしてバカじゃないか?
もう少し考えろよ」
と、つぶやいた。

「立て続け??」

妻と探偵事務所の二人は、不思議そうな顔をした。

まだとぼけるのか?

俺は、通勤電車の刺客、ミズキのことにも気づいていたと、二人に得意気に言ってやった。


「通勤電車ってなんのこと?私、本当に知らないわ」
「本当に知りません。
弊社の仕事は、今日が初めてです」
と、2人の女は言った。

女房と美人の探偵事務所スタッフと、よくよく話した結果、俺が自分のおかしたミスに気づくまでに、10分くらいかかった。

俺は、本当に”モテ期”だったんだなと実感するのには、その後、更に15分くらいかかった。


-----終わり--------------
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