huugetu

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私の中にしか出しちゃダメ


★これまでのお話 はこちら → ★日本人の交尾①★日本人の交尾②



関西の日本人の男性は話を続けた。

「新大統領が就任する少し前やったかな?
マスコミには隠されていたけどな。
彼女も今は元気になったそうやけど。
そりゃあ、あの生活には嫌気さす人がいても当然だよなあ」


大統領が就任する少し前って私がご飯を食べられなくなったころだわ。

その人も私と同じような気持ちだったのかしら。

それでもっと思いつめて・・・・。


九州の女性が話を引き取った。
「それ、私も四国の日本人男性にメールできいたわ。
ここだけの話にして。
他言はしないでね。
彼女の相手の男の人が気の毒だから。絶対に話さないでね」


一同は九州の女性が何を言い出そうとしているのか息を飲んで注目した。


「彼女はペアリングされた相手の男性とのセックスが苦痛だったんですって。
その場合、断ればいいのに、真面目な彼女は期待にこたえないといけないと思って、無理にセックスしてたんですって。」


北海道の男性が言った。
「それが嫌で自殺未遂?
そうか。
我々の扱いが変わったのも別に新大統領のせいじゃなかったのかもね。
自殺者が出るのはまずいとアメリカも思ったのだろうね」


「そうね。きっと。
真面目な彼女は何としてでも、日本人の子孫を残さなければという使命感がすごく強かったらしいの。
それに嫌がったら相手の男性にも申し訳ないと思って。
でも自分の本当の気持ちとしてはセックスが嫌で。
ある日、使命を果たしたい自分と、本当は嫌でしょうがない自分の板挟みに耐えられなくなって死のうとしてしまったらしいのよ」
と九州の女性が言った。


そうだったのか。


「かわいそうに。ばかよね。
私なんて遠慮なく男性をどんどんチェンジ、チェンジしてたのにね。あは。
で、結局日本人とは誰ともセックスせずじまい。うふふ。今の彼氏はチャイニーズよ」
と九州の女性は笑った。


「おおーっ!」
暗かった雰囲気が少しだけ明るくなった。


「どうやって知り合ったの?」
「ふふ。屋敷のそばの中華料理屋さんの人。」
「へえ。いつから?」
「実は屋敷に住み始めてすぐからよ。
で、私はアメリカの役人に中華料理が食べたい食べたいって騒ぎまくって、彼に時々コックさんとして屋敷に来てもらうように仕向けたの。
ま、自由になるまではずっとプラトニックラブだったけど。」
「やるなあ!!」


日本人達は楽しそうにそんな会話を始めた。




でも私の胸はズキズキと傷んでいた。


そうか。相手が気に入らないとかそういうこともあったのか。


私は少しは彼に好かれていたと思っていたけど、もしかして、私の彼は私のことを全然好きじゃないのにセックスをしてたって可能性もあるんだわ。
男の人だから性欲だけでもセックスはできたのだろう・・・・。


私の胸は再びかき乱された。

そんなのごめんよ。

好きじゃないのに何で抱いたのよ。

そんな男こっちからお断りよ。




その夜、かき乱された心を私は北海道の日本人男性とセックスをすることで解消しようとした。


夜更けになってから、ファーストフード店の私の友達のアメリカ人が何人かお酒を持って私の屋敷に遊びにきた。
全国から集まった日本人たちもさっきまでの話を忘れて、気の良い明るいアメリカ人達を気に入り、話しているうちに盛り上がり始めた。



盛大に盛り上がっている宴会を抜け出して、北海道の男性を誘って私は3階のベッドルームに行ったのだった。


ベッドルームに入ると、すぐに私はベッドの上にあがり脚を放り出した。

私は膝を少し曲げて脚をずらして座りなおしセクシーなポーズをした。


そして私は
「ねえ」
と言って両手を広げた。


北海道の男性はベッドから離れて立ったままだった。



北海道の男性は少し黙って立っていたが、やがて、
「こういうことをするために僕らは今日、集まったわけではないでしょう?」
と言った。


「せっかく自由になったのだから、自分の心に自由になったほうがいい。」
と北海道の男性は続けた。


私は広げた両手を下した。


「何もアメリカの施策に反対することだけが自由ではないし。
その中で生まれる愛情があってもいいはずだ。
君も正直になったほうがいい。」
と北海道の男性は言う。


私は泣き出した。


北海道の男性はさっきはみんなの前でしなかった自分の話をした。

北海道の男性は最初はアメリカ人に勝手にあてがわれた『彼女』と、いつしか本当の恋に落ち、来年結婚することになったのだと言った。


「僕が彼女を愛しているのは嘘ではない。
最初は勝手にペアリングされたものだったかもしれないけど、そのあと、二人で愛情をはぐくんだんだ。
僕と彼女の関係はアメリカに作り上げられたものではないと僕は思う。
アメリカにきっかけをもらっただけだった。」


北海道の男性の話を聞きながら、私はベッドに突っ伏して泣いた。


そして私は今までの気持ちをぶちまけた。
私は少しお酒を飲んで酔っていた。

今まで誰にも言えなかったことを泣きながら北海道の男性にぶちまけてしまった。


「アメリカが私たちカップルを守ってくれると思ってたのに。ひどくない?
最初は勝手にカップリングしたくせに突然、はしごをはずすなんて。
彼はもう私のところには来ないじゃないの!」
私は泣きじゃくりながら言った。


北海道の男性はベッドにそっと腰かけると、私の背中に手をかけた。


「そもそも好きな相手をつなぎとめることは国家にしてもらうものじゃないでしょ。
せっかく自由になったのだから自分でしないと。」
と、私の背中をさすりながら北海道の男性は言った。


私は泣き続けた。



********


日本人たちが私のお屋敷を去ったあと、犬たちと自分だけになった屋敷で、私はぼーっと考えていた。

私の『彼』だった人に手紙を書いてみようかしら。いえいえできないわ。



しかし、私が彼に手紙を書くかどうするか悩んだのはたった数日だった。


『彼』が突然、訪ねてきたからだ。



「何しに来たの?」
嬉しくてしょうがないのに私はそう言った。


「君のことが忘れられないで。」


「うそ。
それなら日本人が自由になったときになぜすぐに来てくれなかったの。」



「役人に君のところにゆくことを止められていたんだ。
僕のせいで、君の体の具合が悪くなったって聞いてた。」
そう彼は言った。


「おととい初めてきいたんだけど、
君が僕と会うのを拒否し始めたころに、ちょうど四国のほうの日本人の女性がノイローゼになってしまったんだそうだ。
世間的には秘密にされているけど。
たぶん、アメリカの役人は君が第2のノイローゼ者になるのを恐れて僕が近づくのを止めてたんだ。」


私は驚いた。


「僕は何回もランちゃんに会いたいと言ったのだけど止められてて。
そのうちにもしかしたら、役人の言う通りなのかもしれないと思い始めてしまった。
君が一度僕を拒否したのは事実だし。」


「それは・・・違う・・」
と私は言った。


「僕もそのうちにもうあきらめてしまって、役人に何か言うのもしばらくやめたたんだけど・・・。」

そのときいつの間にかそばに来ていた犬たちが私にすりよってきた。


「おとといもう一度チャレンジしようと思って役人にもう一度言ってみたんだ。
君に会いに行きたいと。」



犬たちが甘えてくる。
私はしゃがむと黙って犬を抱きかかえた。



「そうしたら、君がアメリカ人や他の日本人と元気に交流しはじめたということで、やっと僕が君に会いに行くことを許されたんだ。
そのときに四国の女の人の話をきいた。」



犬たちを抱きしめながら私は黙って彼の話をきいていた。



「君のところに行くことを許されたので僕は飛んできた。
本当に僕のことがいやで君が具合が悪くなったのか確かめにきたんだ。」



*****




私は犬たちに
「外で少し遊んできて。」と言った。


その日、昼間から私と彼は久しぶりに抱き合った。


いつかみたいに彼に全身にキスをされた。

私がとても感じる首や、耳や乳房に彼はキスをたくさんしてくれた。

「君の体中が恋しかった」
彼はそう言って、私をうつ伏せにすると背中にも口づけの嵐を浴びせた。


私の脇腹やお尻や脚にも彼はキスをした。

私はとろけそうになっていった。

私は前戯だけで一回、イッてしまった。



彼が私に挿入しようとしたとき、私は言った。
「カンちゃん。コンドームして・・」

「したくない」

「だめよ。」


「君を自分だけのものにしたい。」


「それだけじゃだめよ」


「これならいい?僕も君だけのものになりたい」


私はコンドームなしで彼の挿入を許した。



今回は、私たちはいろいろな形をして、長い時間愛し合った。


最初は正常位で、彼は私の両足を持って腰を動かした。


「好きだよ。ラン。会いたかったよ。」

そう言われながら彼の男性器が私の中を動きまくる。


「私もよ あん あん・・・あーっ」


彼が私の両足を放して、私に覆いかぶさってくると、私は彼の背中に両手をまわした。

私は彼の背中にしがみつきながら出し入れされた。

途中で夢中になってしまい、私は手だけではなく、彼の腰に両足をからみつけてしまった。


彼を締め付けながら私は声をあげていた。



次に彼は私を抱き上げた。

私は彼の膝の上に座らされて彼と向かい合った。

私は彼に見つめられながら、抱きしめられ下から彼に突きあげられた。


身も心も彼に密着され何回も突きあげられた。

「あああ!」

私はまたイッてしまった。


その後、彼は後ろから私の中に入ってきた。


激しく私の奥まで突いた後、彼は私の中に精液を放出した。




********



北海道の日本人男性と彼がメル友だったことは、私たちが一緒に暮らし始めてから知った。

赤ちゃんはまだできないけど、今、私は彼と、彼の家に連れていった日本犬たちと一緒に幸せに暮らしている。



-----終わり------------
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裸ワイシャツ。後ろ姿でシャツを持って広げている。



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Comments 2

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ダンディー  

全てが うまくいくのは 難しいけど お互いの 本当の気持ちが 重なった時 本当の エクスタシーを感じるんだろうなあ

夢じゃなく 現実に なった時 幸せを感じるんだと 思いたいね
(^o^)/

2017/03/10 (Fri) 20:37 | EDIT | REPLY |   
huugetu  
Re: タイトルなし

好きな人とのセックスはやっぱり気持ちいい~。

2017/03/10 (Fri) 22:46 | EDIT | REPLY |   

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